町田公証役場

作成書類について任意後見契約

任意後見契約とは

任意後見契約とは、将来判断力が衰えたときに備えて、信頼できる人に、財産管理・身上看護に関する事務を委任しておく契約です。裁判所が後見人を選任する法定後見との最大の違いは、あらかじめ身近な信頼できる人を後見人に決めておくことができるという点です。

お手続きの
ポイント

「誰」に後見人をお願いするのかを決めることが第一歩です。

任意後見契約は通常、定型で作成しています。
定型外の事項やご事情については、直接公証人にご相談いただく形でご対応いたします。

作成の流れ

  1. 必要書類の準備

    面接までに必要書類をご準備ください。

    また、必要事項を事前に検討しておいてください。

  2. 公証人との面接/
    必要書類の提出

    公証役場へおいでいただき、公証人と面接します。

    面接時に必要書類をご提出ください。必要書類が整い次第、定型のものを元に原稿の作成に着手します。

    任意後見契約公正証書サンプル(PDF:68KB)

    定型に当てはまらない事項がある場合は、ご相談ください。

    事前予約いただいた方優先での対応となります。

  3. 原稿を作成/
    確認・修正

    原稿の内容がご依頼いただいた通りであるかどうか、誤記はないか、ご依頼忘れがないかどうかをご確認いただきます。

    公証役場へおいでいただくか、電話・郵便等でのやりとりとなります。

  4. 最終稿の確定

    原稿を確認していただいた上で、最終稿を確定します。

    公証役場へおいでいただくか、電話・郵便等でのやりとりとなります。

  5. 公正証書の完成

    公証役場に関係者が集まり、作成作業(署名・押印)を行います。

    委任者・受任者お二人の実印、立ち会いが必要です。

お手続きに必要な書類

必要書類 入手場所
1 委任者
後見をしてもらう人
印鑑登録証明書(発行後3ヶ月以内) 市区町村役所
住民票(発行後3ヶ月以内) 市区町村役所
現在の戸籍謄本(発行後3ヶ月以内) 市区町村役所
2 受任者
後見をする人
印鑑登録証明書(発行後3ヶ月以内) 市区町村役所
住民票(3ヶ月以内) 市区町村役所
  1. 委任者(後見をしてもらう人)

    印鑑登録証明書

    入手場所:市区町村役所

    住民票(発行後3ヶ月以内)

    入手場所:市区町村役所

    現在の戸籍謄本(3ヶ月以内)

    入手場所:市区町村役所

  2. 受任者(後見をする人)

    印鑑登録証明書

    入手場所:市区町村役所

    住民票(3ヶ月以内)

    入手場所:市区町村役所

町田市の必要書類の入手窓口については、町田市ホームページ「市役所のご案内」をご参考ください。

お手続き前の検討事項

誰に後見をお願いするのか?(必須)

親族以外の方に後見をお願いする場合は、通常報酬を支払うことになると思いますので、その額を相談しておいてください。

いつからどんな事項をどの範囲でお願いするか?

まず、当面限定された事務を委任し判断力が衰えてきたら任意後見に移行するタイプ(移行型)か、当面の事務は自分で処理し将来判断力が衰えてきたときに任意後見人に事務を処理してもらうタイプ(将来型)かをお決めください。また、どの事柄についての事務処理をどの範囲でお願いするのかを決めなければなりませんが、一般的な書式(代理権目録)を役場で用意してありますので、それを参考にご検討ください。

参考情報

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